規模だけ言うと、済州一帯をひっくるめて他の追随を許さない、西帰浦郷土5日市場。ここは今まで皆さんが見て感じた、郷土市場の構造で考えてはいけません。廊下形式で市場の最後まで深く広がる、路地ごとに店舗が入ったのではなく、広い広場に自由にあちこち屋台が広がる、珍しい風景を見ることができるんですよ。
定形化され枠組みを破った新しい感じのためか、他の市場よりも活気あふれる雰囲気のせいか、この5日市場が開かれる日は、ほとんどお祭りに近いほどの多くの人々が訪れて来ます。
農水産物から工業製品、食べ物はもちろん、家畜まで販売しているので、ここは無い物が無いような、それこそ万物市場であるわけです。また、済州の特産品である手作りした七宝工芸品を、手頃な価格で購入することができ、記念品を買いに来る人も非常に多いそうです。