世界各国の様々な海洋生物を展示し資料として残して、学術的な目的だけでなく、観光地としての名所にしようと設立された博物館です。現在、約25,000点ほどの標本を展示しており、1館(特別展示室、映像科学室、総合展示室、熱帯生物探求館)と2館(化石館、海洋映像館、魚類館、貝類館)に分かれています。
建物に入る前に、様々な屋外展示物がまず目を引くんですが、様々なクジラと捕鯨砲などがありました。その中の畳階席の標本は、1億1千万年の歴史をもつストロマトライトですが、微生物の化石であるといいます。
建物の中の特別展示室では、海と海洋水産物についての、様々な作品と体験プログラムが企画展として開かれていました。ジャックが訪れたときは"海の中の未知の世界"という企画展が開かれていましたが、海の始まりから過ぎ去った歴史まで、詳しく知ることができて本当に良かったです。
名前のように海洋とその自然史に関する記録を、博物館展示の形で集大成にしたところです。教育的な目的でも良さそうなので、家族単位の観覧客は参考にしてください。