▲ サン・ミゲル
サン・ミゲル、原産地はどこぉ?
フィリピンのナンバーワンビールであるサン・ミゲル(San Miguel)。フィリピンのマニラでも、セブでも、ボラカイ島でも、そのどこかの小さな島でも店ごとに-さらには野外カフェにも–お水よりも頻繁に見られるのがサン•ミゲルのビールだ。
価格も韓国では6千ウォンを超えるが、ここフィリピンでは、韓国のお金千ウォンもならない。ビール好きな人にはこれ以上嬉しいことがあるのか!
サン•ミゲルを味わう前に、まず知っておきたいことがあるが、「サン・ミゲルの原産地は、本当にどこ?」という問いである。生産工場がフィリピンにあって、産地を検索してみたらフィリピンとでる。のにビールのラベルが、フィリピンらしくないのだ。フィリピンらしさというものを別に定義することはできないが、このようなデザインは、何か「南米っぽい」雰囲気がでるからだ。
サン•ミゲルのビールはスペインMahou-San Miguelグループのビールだ。して本社もバルセロナに位置しているが、1890年当時のスペインの植民地だったフィリピンのマニラに工場を置いて生産をした。意外に人気が良く、東南アジアを中心に徐々にドイツ、オーストリア、スイスなど35カ国以上に輸出されるようになったのだ。
だから、サン•ミゲルは、その歴史だけでも、123年もなる伝統のビールであるわけだ。
現在のスペインも、フィリピンで作られたサン•ミゲルを輸入して飲むのが実情である。簡単に整理すると、フィリピンが産地であるのは確かだが、アイデアとレシピはスペインから来たので、サン•ミゲルの正確な産地は「スペインとフィリピンの両方」と見るのが正しい。
ちょっとぬるくて泡のないビールのようだが、
だいすき!
味はやや淡い味で、日本のキリンやサントリーよりアサヒに近い味だと言える。
炭酸含有量がやや低く、のどごしが良いが、ちょっとぬるくて泡のないビールのようで好き嫌いが分かれる。若者より中高年層に人気がある味だ。サン・ミゲルには、特有の酸っぱながらも独特の味がするが、これは麦のほか、トウモロコシや砂糖が添加されたからだ。これがサン•ミゲルだけの魅力ではないか。