• フィリピンでトロピカルフルーツを食べない者、すべ..
  • 1. マンゴー (mango)
     
    マンゴーは、ウルシ科マンゴー属の果実で、原産地はインドからインドシナ半島周辺と推定されている。
    熟した実を中心にある種に沿って切り、生のまま食用にするのが一般的だが、ジュース・ピューレ・缶詰・ドライフルーツなどにも加工される。そのほか、ムース・ケーキ・シャーベット・スムージー・グミなどの洋生菓子も盛んに作られている。
    フィリピンのマンゴーはタイや他の東南アジアより糖度が高くて、美味しい。
     
     
    2. パパイア (papaya)
    パパイアは、パパイア科パパイア属の常緑小高木である。
    コロンブスが最初食べた後、「天使の実」と絶賛したというフルーツである。カロリーは低く、ビタミンA、B、C、Eと食物繊維が豊富なのはもちろん、がんの予防にも効果があり、高齢者や女性に特に人気がある。
    熟すると黄色い果実ができる。粒々の黒い種が中央の中空部分にたくさんあるが、種は取り除いて、周りの果肉を食べる。甘さが強く独特の癖があるので、レモン汁をかけて、酸味を加える場合もある。
    果肉は、細く切って乾燥させ、ドライフルーツにすることがある。
       
     
    3. マンゴスチン(mangosteen)

    マンゴスチンは東南アジア原産の、オトギリソウ科フクギ属の常緑高木。
    マレー語、インドネシア語ではマンギス、タイ語ではマンクットという。オトギリソウ科ではもっとも利用されている種の一つである。
    マンゴスチンは柔らかい果肉、強い甘みとさわやかな酸味で上品な味わいのため「果物の女王」と呼ばれる。デリケートな食感を楽しむため生食が一般的だが、ジュース、ゼリー、缶詰に加工されることもある。基本的に劣化しやすく賞味期間の短い果物である。高湿度で低温にすればその期間を伸ばすことができるが原産国では気温が高く、数日で劣化してしまうことが多い。

    4. ココナッツ
     

    ココナッツはヤシ科の単子葉植物、ココヤシの果実である。ココナツあるいは、単に椰子の実ともいう。
    果実は繊維質の厚い殻に包まれ、その中に固い殻に包まれた大きな種子がある。種子の内部は大きな胚乳に占められ、周縁部の固形胚乳と中心部の液状胚乳に分かれる。
    未熟果はこりこりした固形胚乳を生食するほか、液状胚乳をココナッツジュースとして飲用とする。
    外皮からはコイア (coir) と呼ばれる強靭な天然繊維が得られ、ロープやマットなどに加工される。殻は加工して食器や工芸品、燃料として利用される。

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