• 鎮海軍港祭
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    国内最大の桜祭り鎮海軍港祭は、桜を見るために全国各地から集まる人波で足の踏み場もないほどである。春を楽しむ花見客たちで鎮海の距離は、人であふれて、青い空を覆うほど満開した白い桜は風に舞い、絵のような風景を作る。

    軍港祭の始まりは、李舜臣(イ・スンシン)将軍の像が1952年、韓国で初めて鎮海に建てられ、追悼式を行なってきたことに由来する。当初、追悼式では祭祀のみが行なわれていたが、年を経るにつれ規模・内容ともに徐々に発展。現在のような李舜臣将軍の追悼式と桜祭りをメインとする盛大なお祭りへと姿を変えていった。
    ソメイヨシノが漢拏山(ハンラ山)を故郷とする韓国固有の樹種というのが確認され、鎮海に再び桜の木を植え始めて、60年代に植えられた木々が、今の姿を作った。

    鎮海駅周辺にある桜の名所として有名なのが、駅から徒歩5分ほどで到着する余佐川(ヨザチョン)。キム・ジェウォン、キム・ハヌル主演のドラマ「ロマンス」のロケ地ともなった場所で、川沿いに1.5kmほど続く桜並木が非常にロマンチック。また、桜色に染まった鎮海市内を見渡せる「帝皇山公園」もおすすめ。頂上からは、放射線状に広がる8本の道路が特徴の「中園ロータリー」や、鎮海湾に浮かぶ島々を眺められる。

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