1.舞鶴山(ムハクサン)
鎮海灣(ジンヘマン)に位置する昌原市民に愛されている山である。
まるで鶴が舞い降りて羽を伸ばして空飛ぶ姿勢をしている形で舞鶴山(ムハクサン)
という名前が付けられたが、昔の名前は、豆尺山であった。ススキだらけの主峰と南北に長く広げているこの山の西斜面は匡廬山(グァンリョサン)と向き合って、傾斜が急なのに対し、東斜面は、馬山の一帯を抱いているようだ。
舞鶴山(ムハクサン)は、鶴の頭となる鶴峰で咲くツツジが春になると満開されてとても綺麗だ。
2. 白月山(ベクウォルサン)
北面月栢里(ウォルベクリ)と東邑鳳谷里(ボンゴクリ)の境界地点に位置する 標高400mの白月山は素晴らしい山の峰と鬱蒼とした樹木、きれいな渓谷を誇る山である。この山には3つの大きな山の峰があり、別名として三山とも呼ばれているし、三山の東の端の峰には約50㎡ほどの大きな岩が一つある。この石は、ライオンが横たわっているような形で、ライオン岩と呼ばれる。
3. シル峰
まるでシル(蒸篭)を載せたような形をして、シル峰と呼ばれるこの峰は、地図には、 熊山(ウンサン)に表記されている。
熊山は、昌原市と金海市にまたがる山で北西には長福山(ジャンボクサン)、南西には山城山(サンソンサン)、南には天子峰(チョンジャボン)と接続されている。
熊山(ウンサン)は、昌原市鎮海区の名山で、新羅時代には国泰民安を祈る山であり、朝鮮時代には山神祭を上げたところでもある。シル峰は山勢が素敵で、鎮海区が一目で見えて眺めが素晴らしい山である。秋にはススキと常緑樹 ヒノキの群落が見事である。