• 崔益鉉殉国碑

住所
長崎県対馬市厳原町大手橋1107
詳細説明
南対馬の厳原港から道を振り返ると修善寺へ向かう道が見えます。背の高い古木がようやく首を出すことができるほど石垣を高く積んでつながった通り、その道の隅に修善寺の入り口に懸板石が見られます。ここには崔益鉉先生の最後を追悼する碑が建っています。

日本による断髪令を拒否し、"私の首を切るはあっても、私の髪は切れない"と叫んでいた崔益鉉先生は、乙巳条約に反対して全羅道地方で義兵を起こして日本に抵抗しました。しかし、1906年、日本に逮捕された先生は懲役3年の刑を宣告され、対馬に連れてくることになりました。その後、心身の病気が深くなり、祖国に戻れなく対馬で亡くなりました。対馬に住んでいた百済の人が先生の遺体を収容し、こちら修善寺に四日間安置させて、釜山に運ばれたのです。今の殉国碑は対馬で余生を過ごした先生の魂をたたえて立てたのです。

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