• 撮影 : 対馬のきれいな自然を撮る。
  • 1. 和多都美神社
    ▲ 和多都美神社の鳥居 
     
    和多都美神社は浅茅湾の入り江の奥深く、烏帽子岳の麓にある。
    「延喜式」に名前の見える式内社で、社伝によれば海神である豊玉彦命が当地に宮殿を造り、宮を海宮と名付け、この地を夫姫と名付けたとある。
    祀られているのは豊玉彦の娘である豊玉姫命と、その夫で海幸山幸伝説の山幸にあたる彦火火出見尊。
    神社の前には浅茅湾の海が広がり、海の中に2つの鳥居が立っている。鳥居は全部で5つあり海の中から一直線に神社の社殿に続いており、満潮の時には社殿の近くまで海水が満ち、伝説ムードいっぱいの神社だ。
    また、社殿の前には磯良の墓伝説のある磯良恵比寿という磐座がある。現地の説明板によると磯良の墓とした伝説があるが、古い祭祀における霊座か、御神体石だったのではないか? と書かれていた。

       
    2. 烏帽子岳展望台
     ▲ 麻生だけの絶景
     
    烏帽子岳展望台は対馬の中央に広がる浅茅湾の北岸に位置して、360度をぐるりと見渡せる展望台。山頂近くまでの道路と駐車場が整備されており、駐車場から展望台への階段を10分ほど登ると、東には対馬海峡、西には朝鮮海峡が広がり、複雑な入り江と無数の島々がおりなす典型的なリアス式海岸の景観を一望できる。
    古代から天然の良港として知られた浅茅湾の歴史と、リアス式海岸の雄大な景観を楽しむことができる観光スポットとして人気だ。 
    烏帽子岳展望台は頂上まで登ると360度の全周を一望できる展望台があるので、特別な撮影ポイントはない。どこからどんな角度で撮っても海岸の絶景を入れることができる。
     
                
    3. 豆酘崎公園

    対馬の南西端に位置する豆酘崎展望台は、対馬海峡と朝鮮海峡を分かつナイフのように突き出した岬で、先端部まで遊歩道が整備されています。
    先端部からは、海蝕による断崖、海と空をつなぐ180度の水平線、古来より海の難所として知られた潮流、海に浮かぶ灯台など、見る者の心を解放してくれる雄大な光景が広がります。
    対馬の青い海がパノラマのように広がる豆酘崎公園は、足の届くすべてのところが撮影ポイントだ。海と調和した豆酘崎公園の全体的な美しさを撮りたいなら、銅像が建てられている芝生で写真を撮ってみよう。潮風を受けて育った森の豊かな生命力と海、空が調和した見事な景色を取れるだろう。
    散歩路に沿って歩いていくと豆酘崎展望台が出る。そこから眺めると海の真ん中には、真っ白な灯台があるが、ここが対馬の最南端村であるわけだ。
       
     
    4. 三宇田海水浴場
    対馬の最北端に近い場所にある三宇田海水浴場は対馬で一番北にある海水浴場です。
    長さ240mの白砂の海岸は対馬でもトップクラスの海水浴場で、日本の渚百選にも選ばれている折り紙つきの海水浴場なのです。
    水は非常にきれいで南国を思わせエメラルドグリーン、そして小さな松の生えた岩が海の中にあり彩りを添えています。
    三宇田海水浴場の撮影ポイントは、ビーチに入る前、ビーチへの下りの坂道である。三宇田海水浴場はリアス式海岸でラインがきれいで、ビーチの両側にサンゴ礁が等しく分布しており、写真を撮ると、まるで絵のような感じである。さらに、水がとてもきれいで水深が浅く、東南アジアのエキゾチックな風景のようだ。
     
    ▲鎭下海水浴場の名仙島(ミョンソンド)を連想させる小さな島を取るのも忘れないでください。人の背ほどの小さい島だが、島の上に木が育っており、独特の風景を作り出すからである。
     
    5. 石屋根

    食料の自給自足が困難だった対馬の特性上、食料の保存は生存の問題と直結されている重要なことだった。して食糧を備蓄しておく場所が必要だったが、それを「ゴヤ」とする。
    ゴヤを作った後、屋根をどうするか深刻に悩む。自然災害や火災から食料を守ることができる、重い石をのせて屋根にしたのだ。他の説は、石が富の象徴で石を使ったという話と、江戸時代には庶民が屋根に瓦を載せなくて石の代わりにしたという話が伝えられている。とにかく重い石の屋根を木造家屋が堪えているって不思議だ。
       
     
    6. 町の風景
    街全体がひとつの小さな村のような風景を収めた対馬。北の港、日田勝と南の港、厳原両方山と海、川が調和した小さな漁村だ。して町のあちこちに小さな水路が流れているところが多く、人道に沿って少し歩くと、大小の浦口が広がったりする。また、対馬全体の面積がそれほど大きくなくて、南北を横切って歩いて旅行する人が多い。絵のような風景がどこからいつ広げられるかわからないので、カメラを常に持って歩こう。
    どのように撮っても対馬特有の静かで暖かな雰囲気が感じられる。
     
    7. 韓国展望台

    対馬の最北端に位置して対馬で韓国が一番よく見える展望所である。ここ上対馬町から韓国までは、わずか49.5kmほど。秋から冬にかけて天気が良い日には釜山市の街並が肉眼で見え、「国境の町」ならではの景色を望める。
    展望台は韓国の建築様式で建てられた楼閣で、1997年に設立された。異国風の建物は、韓国の古代建築様式を取りいれたもの。周辺は鰐浦韓国展望公園になっており、朝鮮国訳官使受難之碑も建立されている。この地に自生する天然記念物ヒトツバタゴも鑑賞してみよう。
     

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