• 鬱陵島のイカ、甘酸っぱいムルフェになる。
  • 鬱陵島のアイデンティティー
    イカで作った名品ムルフェ
     
    ▲透明なイカ、氷いっぱい入れて、より美味しく見える。
     
    ムルフェの本場が浦項(ポハン)というのは間違いがない。だが、済州には、スズメダイのムルフェがあり、浦項には、サンマのムルフェが有名であるように、ムルフェとして同じムルフェではない。鬱陵島も4〜5月の中に一時的に味わうことができる手サンマムルフェが有名だが、それよりも鬱陵島のアイデンティティーであるイカで作ったイカのムルフェがもっと有名だ。
     
    イカの旬は、9月以降からだというが、初夏に鬱陵島でイカを食べてみた人は分かるだろう。子イカの柔らかい食感を!夏がイカの旬ではない理由はイカがまだ子いかで、その量も限定なので市場でよく見ることができないのだ。それでこの時期のイカの値は非常に高価だが、味はむしろもっと良い。
    まるで夏が旬のイチゴよりも冬に出荷される高価なハウスイチゴの糖度が高いのと同じではないか。

    ちゃんぽん、海鮮チヂミ、焼き肉、スンデ、丼などイカは様々な料理に使われているが、イカ特有の柔らかいながらもコシのある食感をしっかりと楽しむには、イカ刺身をお勧めする。生イカ刺身はイカ本来の味を最もそのまま味わうことができる料理である。だが、イカ刺身は陸でも簡単に食べることができるので、鬱陵島だけのユニークなイカ料理を味わいたいなら、イカのムルフェを食べてみよう。細麺のような千切りイカは真っ白で、透明である。ステンレス製のボールの底にはレタスとタマネギ、千切り梨、キャベツなどの食感の良い野菜を入れ、その上にイカ刺身と氷を山盛りに載せる。そして最後には赤酢コチュジャン。

    食欲がないときは、
    イカのムルフェ!
     
    ▲混ぜると、ビビングッスのように見えるイカのムルフェ
     
    最初から氷とタレを一緒に入れて、出してくれるお店もあるが、刺身と野菜だけ入れて、タレとスープを別に食べれるように出してくれるお店もある。これも、お好みに合わせて行けばいい。刺身の中に隠れていたごま油が刺身と一緒に混ぜて、香ばしいにおいが流れる。タレの辛くながらも甘酸っぱい味は食欲をそそる。

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