-
▲ スープとタレの量によってムルミルミョンとビビンミルミョンに分けられる。写真は、ビビンミルミョンでキュウリと大根漬け、ゆで卵などが盛られており、お好みに応じてタレを加減することができる。夏になると必ず思い出す冷たい冷麺。釜山にはミルミョンがある。
冷麺とに似ているが、麺の素材から違いがある。冷麺は北朝鮮で栽培されるそば粉で作るなら、ミルミョンの主材料は小麦粉である。小麦粉にサツマイモでん粉とジャガイモでん粉を配合して作った麺に牛骨、薬草、野菜などを煮込んだスープを冷たくして食べる。冷麺が平壌式冷麺と咸興式冷麺に区分されているかのようにミルミョンもムルミルミョンとビビンミルミョンに区分される。ミルミョンの由来には諸説ある。最も代表的な話は韓国戦争勃発当時、北朝鮮出身の避難民たちが空腹を紛らわすために南では、入手困難なそば粉の代わりに米軍の物資であった小麦粉で作って食べ始めたのが始まりというのだ。
二番目には咸興出身の母娘が釜山で冷麺屋をオープンしてミルミョンが誕生したと言う説があり、三番目には、晋州のミルグッスの麺冷から由来したという説がある。晋州の地元料理であるミルグッス冷麺が1925年、慶南道庁の釜山以前に定着されたというのだ。
この他にも多くの説があるが、釜山の代表的な食べ物であることは間違いがない。夏に良く食べる料理だが、四季いつでも食べられる料理なので夏が終わったとガッカリしないで!ミルミョンの故障釜山だけあってグルメも地域区ごとに分布されているので、四季いつでも味わえる。* お勧めグルメ① 伽倻(ガヤ)ミルミョン (051-891-2483 / 釜山市釜山鎮区伽倻洞191-5) : 町内ごとに一店舗はあるほど、釜山の人なら皆知っているガヤミツミョンの本店。お店で直接作った麺を使用する。② 開琴(ゲグム)ミルミョン (051-892-3466 / 釜山市釜山鎮区開琴洞171-34) : 1966年から開琴(ゲグム)市場を守ってきたところでガヤミルミョンと一緒に、釜山の3大ミルキョン屋に数えられている。③ 草梁(チョリャン)ミルミョン (051-462-1575 / 釜山市東区草梁洞363-2) : 釜山駅近くに位置するミルミョン専門店で代表メニューであるミルミョンと一緒に肉と野菜をいっぱい入れた王餃子が人気だ。
Jack's Note (0)