▲ 慶州の観光客に人気の商品。
慶州の旅行者の手には、 慶州の代表的なお菓子である皇南パンか慶州パンがある。あまりにも有名で、最近では、慶州を訪問しなくても、全国各地で購入することができるが、それでも地元で生産されたのがもっと美味しいではないか。
初めはほとんどが名前を聞いた後、慶州パンではなく、なぜ特別に皇南パンなのか、由来について気になる。 1939年最初の開発者チェ・ヨンファさんが、皇南洞でこのパンを作り始めた、として付けられた名前である。名前に意味が隠れていることがわかったが、町の名前を取ってきなんて、そのシンプルさに驚かされる。チェ・ヨンファさんは95年に亡くなって、今はその次男と孫が3代目で家業を引き継いでいる。パンを作る技術だけではなく心まで伝授されて、74年間一様な味を出しているのが人気の秘訣ではないか。
小麦粉の練り粉に小豆を入れて焼き上げた皇南パン(慶州パン)は、既存のあんパンとは差別化されるが、西洋のクッキーのような味もして、味がパンとクッキーの中間ぐらいだ。これは、中に入ったアンと、その上の生地が非常に柔らかく密度あるように構成されているからだ。
皇南パンと慶州パンの違いについて聞く人が多いが、慶州パンは、皇南パン屋で働いてたギム・チュンギョンさんが1978年に独立して設立したお店のブランドであり、材料の配合や小豆の量、質感などが違う。
大陵苑(デルンウォン)、慶州駅、慶州高速バスターミナルなどで購入することができるが、皇南パン本店は慶州市皇吾洞(ファンオドン)に位置しているし、慶州パン本店は慶州市皇南洞(ファンナムドン)にある。