• 安康市場

住所
慶尚北道慶州市安康邑楊月里1350-1
アクセス
慶州市外バスターミナル停留所から一般バス210番に乗車後、甲山韓医院停留所で下車、または一般バス212番、203番に乗車後、安康交番停留所で下車
詳細説明
形態:5日市場
市場が開かれる日:毎月4日、9日

良洞民俗村の隣にある安康市場。ここもやはり市場が開かれる日には、邑内入口から市場まで、人々が波を成してごったがえします。祝日では車が通ることができない状況にまでなります。

伝統市場現代化作業のために、多くの市場が昔の姿から、立派な新しい姿へと変化しました。そのために子供の頃の郷愁が込められた思い出を探しにくくなった。その渦中でまだそんなに変わらない、市場変革の急流に乗らないところが、まさに安康市場です。入口から無秩序に位置した露店屋台の主人たちは、町内のお年寄りたちです。 20年前にも今より若かったお年寄りたちが、手作りで育てた穀物と果物、野菜を持って来て売ったりしていました。

いつも香ばしいごま油のにおいがするコーナーを過ぎると、春先から初夏まで、旬を迎えたトマトの陳列が続きます。安康のトマトは、慶州市内はもちろん、全国的にかなり有名です。十分な日照量と綺麗な水質、健康な土壌を備えた立地の特殊性と、サンプル堆肥を良し悪しとする、独特な有機農法で生まれたトマト!新鮮さは言うまでもなく、その味を見れば、なぜここの特産品なのかを十分理解できます。甘みと爽やかな香りが印象的であり、果肉が他の地方のそれより、2倍はあり保存性も優れている。

鶏の丸焼きもフランチャイズチキンに慣れた人々には、多少粗野な風景です。しかし、これも子供の頃の思い出です。価格も昔の鶏の値段に近い善良な価格。淡泊で香ばしい衣をつけた、ケンタッキーフライドの味が特に一品です。

一角では、最小限の規模だけが残った鍛冶屋と塗装屋で、職人たちの手で商品を作り出している。今はまばらに入ってくる注文だと言いますが、職人たちの居場所が、十年後まで守られていることを願いたいです。

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