優れた美人を花言葉に持つ桜は4月上旬から4月中旬まで開花し、南から咲き始め、徐々に北に上る。春を代表する花と言うと、断然桜であろうし、繁殖力が非常に強い花らしく、毎年春に全国で咲く。慶南鎮海のように街全体が桜の花で覆われるところがあれば、河東雙磎寺(サンギェサ)の十里桜並木のように桜がトンネルをなす所など全国の桜の名所は、それぞれ違った雰囲気である。
そのような意味での慶州は、最も伝統的な桜並木を見せてくれるが、韓屋と交わる桜がとても綺麗だ。
慶尚北道慶州市では4月12日~14日まで市内各所で桜祭りが開催される。普門観光団地を中心とした「普門湖祭り」、東部史跡地、郷校、月精橋一帯で開かれる「宮城祭り」、興武公園と金丈台で開かれる「江辺祭り」など、桜がもっとも美しい3つの区域でそれぞれ違った魅力の祭りが開催される。
全国で一番美しい桜並木で選べられたキム・ユシン将軍の墓に行く道と忠武公園、 金丈臺で江辺祭りが開催されるし、ミニコンサート、詩の朗読などのイベントも一緒に行われる。