• 統営・ハチミツパン
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    蜂蜜を塗って作った蜂蜜パン、インターネットで検索しても正確な情報がないこの'蜂蜜パン"の由来は何でしょうか。ソボロパン、シュークリームパン、あんパンとは少し違うようだ。 
     
    この蜂蜜パンの歴史は、60年前の統営に遡る。韓国戦争直後、統営の製菓店が、小麦粉で小豆を包んで揚げたドーナツに、水飴を塗って販売したのが、まさに蜂蜜パン。より正確に言えば'統営蜂蜜パン"が正しい。この中の元祖が、オミサ蜂蜜パンである。
     
     
     
    オミサという名前は、特別な地名に由来するのではなくて、蜂蜜パンを最初に作って売っていたチョン・
    ウォンソッさんが、屋台で商売をしていた時に、そのすぐ隣にあったのが"オミサ"という名前の洋服屋だった。噂が立ち始め、統営の人々が彼が売る蜂蜜パンを食べたい時は、決まって"オミサ蜂蜜パンを食べに行こう"と言ったことが、今の店名の由来だそう。
     
    タイ焼きにタイが使われていないように、元祖オミサ蜂蜜パンにも蜂蜜が使用されていない。貧しかった時代に、高価な蜂蜜をパンに塗るはずがない。カリカリに見える表面とは異なり、中は驚くほど滑らかでしっとりとしている。甘いものを好まない人の口にも合いそうな適度な甘さ。この蜂蜜パンを1パック買って、弥勒山に登ってみよう。
     

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