済州は、珍しい地名と美しい眺めで、あちこちに人々の足を捕らえる観光地を、とても多く保有しています。だから済州は、短い数日単位ではすべてを見ることができず、入念に隠れている済州の隅々まで見たければ、少なくとも一ヶ月はかかるといいます。島自体の美しさがあまりにも優れているので、どの場所も美しくないところがあるでしょうか。
ジャックは、その中でも最も珍しい風景を大事に保管したところ、セソカッを訪れました。遠くから見ると、牛が横たわっている姿だとして"セドゥン"とも呼ばれます。セソカッのセは牛、ソは池、カッは終わりという意味の済州の方言で、漢拏山から始まった孝敦川が流れ下って、海と交わりながら終わる地点という意味です。本当にいろいろ牛との関連が深い所でありそうです。
淡水と海水が合流する地点だからでしょうか、水の色がかなり独特でした。全体的に青い光が漂う、濃いエメラルド色でしたが、干満差が激しく満潮時は水深が5mを超えるといいます。水の深さによっても色が少しずつ違って、海に向かうほど青い光がより鮮明になります。水を丸く包んだ鬱蒼とした松の森や、様々な模様の奇岩怪石が調和して、一幅の絵を作っています。
Jack's Tip。
セソカッの名物テウ(いかだ)と透明カヤック体験が、とても人気があります。恋人同士ならカヤックを、家族同士ならテウをお勧めします。