• オソルロクお茶フェスティバル
  •  
    済州を代表する物と言えば、みかん、麺、太刀魚とアワビ、黒豚など、色々ある。その中でも、五感を刺激するオソルロク緑茶は、世界と比べることができるほど、味が優れている。現在は、日本の静岡県、中国の浙江省と共に、3大緑茶栽培地の一つとして数えられている。
     
    「オソルロク」という言葉は" Origin of Sulloc、Only Sulloc、of Sulloc Chak、oh! Sullocの略で、o’sulloc Tea Museumは、西広茶園と共に文化空間であると同時に、お客さんたちの新たな"ヒーリング"の場所となっている。また、茶専門展示館としては、最大規模であり、緑茶に関するすべてを集約しているところだ。
    ここでは今年で7回目「オソルロクお茶フェスティバル」を開いてきた。

    東と南、北にそれぞれ山房山と松岳山、漢拏山を挟んで広い平野地帯に広がっている西廣茶園は、1981年にアモーレパシフィックが作った茶園である。伝統茶事業を継続してきたアモーレパシフィックが道順茶園(1979)に続いて二番目に作った茶畑である。巨大な荒れ地を切り開いて田畑にした所が、今では年間110万人の観光客が訪れる済州の観光スポットとなった。
     
    暖かい日差しの下、茶摘でお茶の体験プログラムが開始される。茶葉は、1年に合計4回収穫するが、4月下旬から5月中旬までの葉が最も甘みが良いとする。緑茶が一番おいしい時に祭りが行われるので参加者たちは、一年の中で最もおいしい茶葉を直接収穫していくのである。茶摘みを行う祭には、次の収穫のために弱い葉の最も下のものは残す。
     
    そうして集められた茶葉の上部を持って体験までしてみることができる。 270度の高温釜に茶葉を炒めて乾燥する体験、その茶葉を揉んで揉んで柔らかくする体験。この繰り返しによって、茶葉特有の味が出るのだ。
     
    次は、ここのお茶よりも有名かもしれない、緑茶ロールケーキと緑茶アイスクリームを味わう番!洗練されたインテリアのティーハウスで、お茶はもちろん、緑茶を原料とした様々な種類のクッキー、ケーキ、アイスクリームなどを味わうことができる。

Jack's Note (0)