2000年度初めには、Dcityの他にも、釜山に複数のショッピングモールがありました。1ヶ所で靴、衣類など最新流行アイテムを買うことができ、釜山市民たちの大きな愛を受けながら、売り上げを伸ばした時期がありました。しかし、百貨店への様々なブランドの入店と、インターネットショッピングモールが発展しながら、市内にあったショッピングモールは、1つ、2つと消えて行きました。いくつか残ったショッピングモールで、昔のような賑やかない姿を見るのは、容易ではないでしょう。
ソウルのDcity明洞店と新村店には、まだ東大門市場のように多くの買い物客が訪れていますが、釜山のDcityには、ショッピングのために訪れる人々は多くはありません。とんでもない価格と不親切な応対を受けたという話があり、以前の名声を失ってしまったようです。
そのためか、ここはミリオレでからDcityに名称を変更して、ショッピングの他に各種付帯施設がたくさんできました。大型映画館であるロッテシネマをはじめ、観客参加型演劇を公演する小劇場、ウェディングホール、シーフードビュッフェなどがあり、西面の複合文化空間の役割を果たしています。
特にDcity内の海産物ビュッフェ"トダイ"と"ベイスタ"は、1歳の誕生日記念会や記念日などで、多く利用されています。