• 釜山共同魚市場

住所
釜山広域市西区南富民洞691-3
アクセス
地下鉄1号線チャガルチ駅あるいは南浦洞駅から徒歩5分。
詳細説明
日本の東京に、世界的観光地として有名な、築地魚市場があれば、韓国には、釜山共同魚市場があります。築地に劣らない巨大な取引量で、様々な海産物を取り扱っており、所々には隠れたグルメがあります。

昨年1年間で、約2兆ウォン分の取引量を記録した、釜山共同魚市場は、韓国で漁船で獲れる魚の30%が取引されている、大規模な魚市場です。1963年に初めて建物をつくり、いつのまにか50年の歳月が流れましたが、施設やオークション方式は、昔の‘床オークション’と変わっていません。施設とシステムの近代化についての議論がありますが、ジャックはこの伝統方式が変わらなければ良いと思います。セメントの床にずらっと並べて、競売者の登場と同時に、競売場の空気に緊張が走る姿こそ、真の‘市場’だと考えるからです。

オークションが一段落したら、落札された魚が、おばさんたちの一糸乱れぬ作業によって、仕分けられる姿が面白いです。お腹から生まれた、子供たちの運命がそれぞれであるように、同じネットで獲れた魚の運命も、大きさで明暗が分かれます。小さな魚は、シャベルでトラックに片っ端から載せられますが、大きくて上等な魚は、発泡スチロール箱に梱包されます。

一般的に魚市場は、朝早く開場し、商人たちの切迫感と時間の緊迫感で、常に忙しいところだと言われています。人生がつまらなかったり退屈ならば、ここを訪れてみるのはどうでしょうか?


Jack's Tip
魚市場の左側にある食堂で、サバの塩焼きと煮付けを一度味わってみてください。獲れたての魚を使っているので、鮮度は言うまでもなくて味も素晴らしいです。ノ・テウ、キム・ヨンサム、ノ・ムヒョン前大統領を御連れした店としても有名です。

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