テピョンヤンプンシッ

住所
慶尚南道梁山市中部洞423-5
アクセス
梁山市外バスターミナル停留所から一般バス32番に乗車後、旧梁山ターミナル停留所で下車。
一行情報
営業時間 9時30分〜20時/予算 3千ウォン/代表メニュー カルグッス、キムパッ/駐車場 有/年中無休
詳細説明
梁山最大規模を誇る南部市場は、5日市場が開かれる日には、屋台も多様化し、安価で質の良い物が溢れて、まるでセール期間中にデパートを訪れたかのようです。市場が開かれない日にも、そこにはコーナーがあり、テピョンヤンプンシッが位置しています。この店は、噂のグルメで価格も手頃です。

古い版木に刻んだお店の名前が、独特な雰囲気を漂わせており、伝統と風情が感じられます。入口に足を踏み入れると、内部も平凡ではありません。野暮ったい文様のピンクのタイルが敷かれており、左側では鍋でソンジグッを煮込んでいます。その隣では、木の棚の上で食器が積み重なっています。大きな電気炊飯器が2つもあります。この小さな粉食店に炊飯器が2つも置いてあるのを見ると、商売がどれだけうまくいっているか、すぐに分かることができます。

トッポッキやかまぼこ、天ぷらなどだけを売っていると思っていた予想も、12種類もの華やかなメニュー表の前で覆されました。見渡すと、キムパッ、ビビムパッ、カルグッスをはじめとした、様々なグッスとグッパッ類を取り扱う食堂です。一番有名だと言うカルグッスは、ソジャ(3,000ウォン)とテジャ(3,500ウォン)に分けてあります。テジャは、食欲旺盛な人でも食べ切れないほど、量がものすごく多いです。シルム選手でもなければ、食べ切れない量です。

仲間と一緒にカルグッスソジャとキムパッ1人前を注文しました。1人前で価格はたったの2,500ウォンです。隣のテーブルの常連によると、10年前の価格とほとんど変わっていないと言います。10年もこの店を訪れ続けているというその常連客は、学生時代からの通う思い出深い場所だそうです。このように、学生時代にお腹を満たしたお客さんが、会社員になっても来店し、会社員は結婚して子供ができお母さんになっても、捜し求める場所となっています。グルメの歴史はこのように奥深いです。

カルグッスは、かなりすっきりした味をしています。スープの影響が大きいようですが、この店は、いくつかの材料でとったスープを使用していますが、他の店で決まって入れるアサリ、紅エビは入っていません。ズッキーニも切っておらず、そのまま入っているのが特徴です。この淡泊な味は、この店が出す魔性のカクテキと完璧な相性です。

仲間と腹一杯食べた価格は、トータルたったの6千ウォン。一人でカルグッス一杯を食べたら3千ウォンで済みます。涙が出る価格です。寒い日がより厳しく感じられる冬の日、この店で温かな3千ウォンの幸せを感じてみてください。

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