名前だけでは、何を展示しているのか、どんな博物館なのか、全く予測ができません。西帰浦市安徳面、漢拏山の端に位置した長方形の建物。広い敷地の上に灰色のセメントの建物が建っています。とてもモダンな感じの建物です。
ここでは、童子像をはじめ、少年童子像、筆と巻物、桃、ザクロ、虎、鳳凰など、様々な像を見ることができます。これらは、それぞれ特別な象徴性をもっています。これだけでなく、朝鮮の風呂敷と膳、陶磁器、民芸品も展示されています。
"本態"という名前とどのような関係があるのかと言うと、まず、表面上は"本来の固有の美しさ"という意味があります。しかし、その裏には"名前だけが立派で中身が無かったり、中途半端な既存のミュージアムに、確実な本態を見せる"という意味が隠されています。