風と女、石が多い三多島の済州には、異色博物館も多いです。ミッコナマルコナ博物館、アフリカ博物館、ソリソム博物館、海女博物館、テディベアミュージアム、o’sulloc Tea Museumまで、まさに博物館の宝庫と言っても良いでしょう。今は三多島ではなく"四多島"と呼ぶべきではないでしょうか。
時代を代表する、昔の遺物を展示しておくところだけが、博物館であるわけではありません。ただ'自分の好きなもの"を博物館の水準に近く、展示することができれば、そこからは博物館とみなすことができます。代わりに博物館を設立する人は、そのテーマを中途半端にしてはなりません。
2002年済州島西帰浦市大静邑日果里にオープンした、チョコレート博物館は、ハン・イェソッ館長が、ただチョコレートを'とても'愛して生まれたところです。現在は、世界旅行情報コミュニティである、バーチャルツーリストドットコムが選定した'世界で最も優れたチョコレート博物館10ヶ所'の中の1つとして選ばれました。ドイツ、フランス、ベルギー、メキシコなどの博物館と、肩を並べるレベルになったということです。
チョコレートをとても愛する館長の心が、たっぷり感じられる展示物は非常に美しいです。綺麗過ぎて食べるのが勿体無い状況です。価格がとても高く、何十万ウォンもします。なので、目だけで楽しんでみましょう。市販の手作りチョコレートはもちろん、チョコレートを作る過程、主な材料と使用する道具などがあり、世界各国のインテリア商品と高級ティーカップまで展示されています。映画"<チャーリーとチョコレート工場>から、ファンタジーだけが取り出されたところだと考えれば良いです。興味と童心に溢れる非常に楽しい空間です。