西大門区峴底洞には祖国の独立のために献身した愛国志士たちを称えるために国立公園を建設しました。公園の入り口には1898年に独立の精神を鼓吹するために建てた独立門と独立管、3.1独立宣言記念塔などがあります。ここには何があったのでしょうか。
公園の中心にある西大門刑務所歴史館は1908年に建てられた西大門刑務所を1998年に復元させ、当時を再現しました。西大門刑務所は日帝に抵抗する人々を閉じ込める監獄"京城監獄"でした。収監者が増えてこの京城刑務所を増築して西大門刑務所になったのです。ここで多くの愛国志士が投獄されたり、刑場の露と消えていったのです。凛とした勢いで建てられた独立門を通って歴史館に入ると、何か空気が変わった気がします。寂しさと緊張感、そして粛然とした雰囲気、、
切符売り場を通って正面に見える歴史展示館には日帝の侵略に抵抗する殉国した独立闘士たちを称える内容の展示物がいっぱいです。地下1階には当時行われた様々な拷問を効果音と一緒にリアルに再現しています。烈士たちのすさまじい悲鳴が聞こえてきます。
一方、展示館の裏側には獄舎と投獄者たちを強制動員して仕事をさせた作業場である工作舎、死刑場、遺体をこっそり捨てるために作った屍口門も見えます。そして死刑場の入り口には大きな"嘆きのポプラの木"も見えます。愛国志士たちが死刑場に引っぱられながらこの木を握り、祖国独立の恨みを解かずに生を終えるのを泣き悲しんだと言ってついた名前であります。このように、歴史館を出るまで日帝の残酷さと殉国先烈の恨みを証明する展示は続きます。
Jack's Tip。
歴史館を出て落ち込んでいるなら公園にある遊歩道を歩いてみましょう。特に晩秋頃の落ち葉積もった街並みの風情が素晴らしい。ベンチに座って軽くサンドイッチでも食べてみるのはどうでしょう。