• 昌徳宮イブキ(天然記念物第194号)

住所
ソウル特別市鍾路区臥龍洞2-71
アクセス
地下鉄3号線安国駅の2、3番出口より150m距離
一行情報
利用時間9時~18時30分(冬シーズン17時30分まで)/入場料3千ウォン(大人基準)/駐車場 有/毎週月曜日休宮
詳細説明
儒教が統治理念となった朝鮮時代にはイブキを大切して愛しました。宮殿の庭でも最も一般的に見られる木がイブキであります。その豊かな姿が好きだったのです。祖先を称える儀式には香りに使われるだけでなく装飾、念珠の玉などにまで広く使われました。木は高級な彫刻材、家具材、仏像、管材などで愛用されるほどイブキは捨てることのない完璧な木であったのです。ところが、宮殿で育てるイブキは香りの成分として使うために直接切らなかったと。だから宮殿あちこちでは樹齢が古い大型のイブキをたくさん見ることができるのです。

昌徳宮のイブキは現存する宮殿の木の中で最も古いです。新しく復元された奉謨堂の庭の前に立っているのが巨大で荘重であります。龍のように広がっている枝と、まるで一つの建築物のような重厚な体。約750年以上の歳月を生きてきたと推測されるこのイブキは天然記念物194号に指定されました。波乱万丈の朝鮮王朝の栄辱をずっと見守っていた木であるからその意味がより格別です。

去る2010年時は台風ゴンパスを勝てず片方のが壊れていった。幸いにもイブキの原型が大きく変形していないほど壊れたが、生かす難しいと思いその枝を切ったと。傷を克服し直そ生きていく香木の生命力が驚うべきです。

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