山は四季により色を着替える。同じ季節の中でも、1週間ごとに違う色をみせる。
季節の変化を最も実感できる所が山なのが、それでも山は、個々の特性を持って、変化に富んだ映像を演出する共通点の下に、山によって、特に有名なものがある。
蔚山の神佛山(シンブル山)はススキが有名で、大雲山(デウン山)はつつじで有名だ。春の末に見事に咲くつつじは新婦の頬のように綺麗だ。蔚州郡ではつつじ祭という名前を付けた。
慶南梁山と触れ合っている大雲山、頂上の周囲と第2棒につながる尾根に大規模なつつじが咲いており、5月の末頃になると山はピンク色に変わる。頂上まで向かう道には所々に目印があるが、特に気にしなくてもいい。頂上の100メートル下にあるヘリポートに着いたら、すでにそこからつつじは満開である。きれいに咲いたつつじがトンネルのように道を取り囲んでおり、それを通り過ぎると今までの疲れが取れそう。
お祭りの終わりに行ったら満開の中、落ちてしまったお花も見られる。つつじが落ちると春過ぎて新しい季節が来るだろう。