• 川前里刻石

住所
蔚山広域市蔚州郡斗東面川前里サン207-8
アクセス
蔚山市外高速バスターミナル駅から座席バス1703番に乗車後、彦陽停留所から一般バス308番に乗り換えた後、パンマル停留所で下車、ここからは川前里刻石まで行く公共交通機関がなく、4km程度の距離なので、タクシーに乗って行くのをお勧めします。約10分ほど所要します。
詳細説明
太和江上流のテゴッ川の水流が、曲がりくねっている地点では、大きな岩の一つがずっしりと位置しています。黄土色をベースで所々、緑と濃い赤褐色に窪んだ場所には、かすかな絵が刻まれている神秘的な刻石が、まさに川前里刻石です。

これは国宝147号で、韓国で最初に発見された岩刻画遺跡であり、近隣で発見された盤亀台岩刻画よりも、少し早く発見されました。両方の岩に絵を描いた岩刻画の形態ですが、川前里岩刻画が刻石と呼ばれるのには、別の理由があります。発見当時、岩刻画よりも新羅時代の名門であるという点に、大きな比重を置いたからです。

川前里刻石は、長い時間の間、歳月とともに摩耗·退化して、正確な年代を推測するのは難しいですが、先史時代から新羅時代に至るまで、様々な時代と一緒に姿の絵が刻まれています。各種、動物文様と同心円をはじめとした、幾何学的な文様が岩の上部に刻まれており、下部には、帆船と馬、龍などの絵と新羅時代の姿が刻印されています。これだけでなく、船が航海する姿、名門なども一緒に刻まれており、新羅の時の生活様式を研究する資料として、かなりの歴史的保存価値をもっています。絵と一緒に刻まれた文字は、今はかなりの部分毀損されており、300字程度は確認することができますが、最初は800文字余りが刻まれていたものと推定されます。


Jack's Tip。
国宝として指定された私たちの大切な文化遺産、川前里刻石。テゴッ川の水流と合わさる秀麗な絶景を誇り、観光資源としても価値が高い場所を目と心におさめてみてください。

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