五つの峰が集まっている様子が、まるで寂しく浮かんでいる新星のようだだとして"セビョル"という美しい名前をもったここは "セベル"または"セビルオルム"と呼ばれたりもしました。ここはKBS<1泊2日>視聴者ツアー編で紹介されて有名になり、訪れる人が急増しましたが、済州の他の有名な観光地に比べると、まだひっそりとした感じを大事にしています。
ジャックの所見では、オルムを登る時は、日の出や日没の時間帯に合わせるのが、最も理想的なようです。高い頂上に登って立った時、見ることができるピオオルは、太陽の煌びやかさと夕日の神秘さが、地上から見るそれとは次元が異なる眺めでした。
ジャックは、太陽が落ちるときに合わせて、セビョルを登りました。オルム入口正面につながる道がありましたが、物凄い傾斜のため行くのを諦めました。元々こういうところは、まわり道をする楽しみがあるので、皆さんも私のように、入口の左側の道に沿ってある、緩やかな道を選択してください。しかし、ここも大まかに傾斜が険しい方なので、スニーカーは必須でしょう?
頂上に登ると、強靭な生命力の白いススキの上に落ちた、赤い夕焼けが壮観です。世界中のすべてを染めるほど、濃い夕焼けがセビョル全体をじっくりと映し出して、このオルムは本当の明るい"星"のようでした。
Jack's Tip。
秋には、ここにススキの群落の眺めが広がり、毎年旧暦の小正月の前日には、オルム全体を燃やす野火き祭りが開かれます。町内の裏山一帯を焼く小規模な野焼きとは、次元が違う祭りなので、時期があったらぜひ見物してみて!